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更新日:2025年4月1日
奄美市名瀬中心市街地地区は、平成30年度に創設された国土交通省と内閣府(地方創生推進事務局)が連携して推進する「地方再生コンパクトシティ」のモデル都市に応募し、全国で32都市選定されるモデル都市として平成30年3月30日付けで選定されました。
モデル都市は九州では当市を含め4都市、鹿児島県では当市のみが選定されています。(選定モデル都市一覧(外部リンク))
平成29年12月22日に閣議決定された「まち・ひと・しごと創生総合戦略(2017改訂版)」において、「人口減少、地域経済縮小等の課題を抱える地方都市において、都市のコンパクト化、拠点地域の形成を図るとともに、官民連携の推進や地域資源の活用により、地域の稼ぐ力の向上に積極的に取組もうとする地方再生コンパクトシティを選定し、総合的かつ集中的に支援する。」としており、国土交通省と内閣府(地方創生推進事務局)が連携して、「地方再生コンパクトシティ」の形成に向けハード・ソフト両面から3年間、重点的に支援するものです。
奄美市では、「市民と観光客がともに集う賑わいあふれる名瀬中心市街地の形成」を地方再生コンパクトシティのテーマとして取り組む事業を応募しました。
これは、平成29年3月24日に内閣府の認定を受けた奄美市中心市街地活性化基本計画に基づき、1km四方のエリアに商業・業務・飲食・滞在の都市機能が集積する名瀬中心市街地のコンパクトな都市空間を活かし、官民連携により、拠点となる公共施設や街路・公園の高質化と公共空間を活用したエリア内の回遊性の向上に取組み、市民と観光客がともに集い交流するまちづくりを実現する計画です。
奄美大島の世界自然遺産登録を見据え奄美への関心が高まるなか、島内で滞在する観光客が増加しているものの、中心市街地では歩行者通行量の減少など活力の低下が生じています。これからさらに増加する観光客を中心市街地の活性化につなげていくことが課題となっています。
このモデル都市となることで、都市再生整備計画事業を活用し国の財政支援を重点的に受けながら、市民や観光客などまちに暮らし訪れる方々などの交流の拠点となる(仮称)奄美市市民交流センターの建設を進めるとともに、商店街の道路修景整備や街区公園のリニューアルにより、都市空間の高質化を実施していきます。また、奄美市通り会連合会、奄美市社交飲食業組合、(株)まちづくり奄美やNPO法人アマミーナなどエリア内で活動するまちづくり団体との官民連携により中心市街地の賑わい再生に取組んでいきます。
都市再生整備計画事業は地域の歴史・文化・自然環境等の特性を生かした個性あふれるまちづくりを実施し、全国の都市の再生を効率的に推進することにより、地域住民の生活の質の向上と地域経済・社会の活性化を図ることを目的としています。
都市再生整備特別措置法第46条第1項に基づき、市町村が都市再生整備計画を作成し、都市再生整備計画に基づき実施される事業等の費用に充当するために交付金を交付します。
平成16年度に、「まちづくり交付金」制度として創設され、平成22年度からは、社会資本整備総合交付金に統合され、同交付金の基幹事業である都市再生整備計画事業として位置付けられています。
交付期間終了時、市町村は目標の達成状況等に関する事後評価を実施し、その結果等について公表します。
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