土地区画整理事業について

どのような事業ですか？

• 市町村などが土地所有者などの意見を聴きながらまちづくりを計画します。
• その計画に沿って、一定の事業区域を定めて、道路・公園の用地や事業費を生み出すための土地を事業区域内の土地所有者等から土地の面積や位置および環境などに応じて公平に出し合っていただき、道路・公園・宅地などを総合的に整備するものです。
• 事業ではこのように土地を公平に出し合うことを「減歩（げんぶ）」といい、事業によりもとの宅地に対して新しく置き換えられる土地を「換地（かんち）」といいます。

どのような効果がありますか？

• 整理前の権利を保全しながら事業を行うため、長年地元で培われてきた地域のコミュニティがそのまま生かされます。
• 曲がりくねった道路やすれ違いのできなかった道路が、安全で快適な道路に生まれ変わります。
• 子供の遊び場や憩いの場として公園などが整備されます。
• 事業区域内のすべての宅地が、道路に面し形の整った利用しやすいものになります。
• 上水道・下水道・ガスなどの供給処理施設を一体的に整備することができます。

奄美市の土地区画整理事業について

本市においては、昭和30年の名瀬市街地の大火を契機に、本格的に土地区画整理事業による市街地の整備がスタートしました。

これまで11地区において事業にとりかかり、うち9地区においては事業を完了し、現在では平田地区（市施行）、末広・港地区（市施行）において事業を進めています。

土地区画整理事業一覧（奄美市名瀬）