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更新日:2020年12月21日
奄美黒糖焼酎は、さとうきびから作った黒糖を原料とし、黒糖の優しい香りと米麹由来の芳醇な風味が最大の特徴で、ブランデーやウイスキーと同じ蒸留酒であるため糖分はゼロ。また、二日酔いもしにくく、適量であれば動脈硬化の予防にもなるという研究結果も発表されるなど、二日酔いもしにくい。健康の酒、長寿の酒ともいわれる。 奄美の各島々では、それぞれこだわりの黒糖焼酎が作られている。 黒糖焼酎の飲み方には、オンザロックや水割り・お湯割りの他、ウーロン茶や炭酸で割るチューハイがあるが、果物やジュースなどを使って、カクテルにするのも楽しい。 |
紀元前、古代ギリシャの哲学者アリストテレスが、蒸留技術を実験したのがはじまり。これが一方ではシルクロードを経て中国へ、また一方ではヨーロッパ方面へ伝わった。こうして世界各地で独自の蒸留酒が生まれ、日本へも約約500年前、シャムから沖縄へ渡来してきたと伝えられている。
その後、沖縄から奄美群島へ伝来し、幾多の研鑚を重ねて、現在の奄美黒糖焼酎が生まれた。
昭和28年、奄美群島がアメリカから返還されたとき、奄美の主要産物であるさとうきびから取れる黒糖で焼酎をつくり飲んでいた歴史が評価されて以来、黒糖を原料としての酒類の製造は、酒税法の通達で大島税務署管内(奄美群島)だけに認められている。
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