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更新日:2022年9月5日
ノネコ対策は森林内からネコをいなくなるようにするだけでは根本的な解決になりません。
飼い猫がノネコにならないように飼い主さんにしっかりと責任を持って飼っていいただくことが重要です。
奄美大島5市町村では、動物愛護意識の向上、飼い猫の野生化及び放し飼いによる野生生物への被害防止などを目的に、平成23年に飼い猫の適正な飼養及び管理に関する条例を制定しました。
その後、2度の改正を行い、以下のこと等をお願いしています。
詳しくは、飼い猫の登録をご覧ください。
また、台風常襲地帯であり、年間3000mm近くの降水量に加え、夏は強烈な陽射しが降り注ぎ、冬は北からの強い季節風が吹くこの島では、外で生息しているネコたちの環境は過酷です。そのような点からも、完全室内飼養など飼い猫に対する認識を変えていくことが重要です。
奄美大島5市町村では、やむを得ず外飼いをしている飼い猫への不妊去勢手術を義務化しています。望まない頭数増加を防ぐため、飼い猫への不妊・去勢手術費用の一部を助成しています。
詳しくは、飼い猫の避妊・去勢手術に対する助成についてをご覧ください。
奄美大島5市町村では飼い主を明確にするため、飼い猫へのマイクロチップ装着を義務化し、装着費用の全額を助成しています。
詳しくは、飼い猫のマイクロチップ装着支援事業をご覧ください。
奄美大島5市町村では、飼い猫以外への餌やりを条例で禁じています。
これにより、ノラネコの数が増えたり、近隣住民への公衆衛生上の問題を引き起こす原因等の解決にもつながります。
飼い猫の適正飼養を推進するため、講演会の実施やマンガの作成など、普及啓発にも取り組んでいます。
これまでに作成した普及啓発物については、環境関連広報・啓発物ダウンロードをご覧ください。
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