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更新日:2023年12月26日

日本復帰70周年関連事業

令和5年12月24・25日の関連イベントはリンク先特設ページへ

奄美群島日本復帰70周年関連事業(奄美市)

  • 第14回全国離島交流中学生野球大会(奄美群島日本復帰70周年事業)
    8月21日から25日にかけて奄美大島で開催されました。
    全国離島交流中学生野球大会は、全国の離島中学生が一堂に会し、野球を通じて「島」と「島」の交流を図り、夢づくり、人づくりを行い、島の活性化を図ることを目的として2008年から開催されています。
    今年は奄美大島5市町村合同により奄美群島で初開催。
    奄美市選抜2チーム、龍郷町選抜、瀬戸内町選抜の4チームが島内から参加し、合計25チームの熱い戦いが繰り広げられました。
    →全国離島交流中学生野球大会公式ページ(外部リンク)
  • 70周年ロゴ奄美群島日本復帰70周年ロゴマークについて
    奄美群島日本復帰70周年ロゴマーク右図のご使用については、奄美群島広域事務組合のホームページ(外部リンク)にある「奄美群島日本復帰70周年ロゴマーク使用ガイドライン」をご確認ください。
  • 日本復帰関連の画像提供
    奄美市フォトライブラリの「歴史」カテゴリに復帰関連の画像を掲載しています。
    非営利目的の場合は申請不要で使用できますので、ぜひご覧ください。利用規定詳細はリンク先へ
  • 復帰60周年の際に実施したタイムカプセル郵便について
    10年前に「10年後のあなたへ」向けた手紙を2023年9月中に発送を予定しています。
    宛先の変更や差し止めがある場合は8月末までに奄美市企画調整課までお知らせください。(変更受付終了しました)
  • 奄美群島日本復帰70周年記念「燃ゆる感動かごしま国体」相撲競技会
    令和5年10月13日(金曜日)から15日(日曜日)まで、名瀬運動公園サンドームにて、かごしま国体の相撲競技会が開催されました。奄美市では初となる国体相撲競技会開催となりました。ご声援ありがとうございました。
    →燃ゆる感動かごしま国体相撲競技会
  • 奄美群島日本復帰70周年「記念ノベルティ」作製企画コンペを行いました
    関連イベントや式典等で配布する「記念ノベルティ」の作製を募集しました。詳細はリンク先のページをご確認ください。
  • 奄美群島の記念式典が開催されました(令和5年11月11日)
    記念式典につきましては、奄美群島広域事務組合(外部リンク)をご覧ください。[電話:0997-52-6032]
  • 奄美群島日本復帰70周年記念「新・BS日本のうた」
    2023年12月7日(木曜日)、NHK鹿児島放送局と奄美市により、奄美群島日本復帰70周年を記念して「新・BS日本のうた」の公開収録を実施しました。詳細はリンク先をご確認ください。
  • 70メモリアル・タイムカプセル郵便~10年後のあなたへ~
    皆様からお預かりしたメッセージを大切に保管し、10年後の奄美群島日本復帰80周年の年(2033年)に送付します。詳細はリンク先をご確認ください。
  • 奄美市メモリアル事業
  名称 概要 実施状況
1 日本復帰歴史巡りウォーク​​​​

11月4日イベント概要(PDF:874KB)
復帰に関わりのある場所を巡りながら、奄美博物館の学芸員から復帰の歴史を学びます。
【開催日】11月4日(土曜日)受付:10時30分~、11時30分~
対象:小学生以上、申込不要

イベントの様子

2 おがみ山激坂選手権

おがみ山を駆け上がるタイムアタックレースを開催しました。
大会概要(PDF:187KB)
会場マップ(PDF:120KB)

【開催日】11月4日(土曜日)10時から
対象:中学生以上、要申込

イベントの様子

3 おがみ山ウォーキング

おがみ山を登りながら奄美復帰の歴史を知ろう!(おがみ山展望台で手形アートのイベント実施)申込不要
【開催日】11月4日(土曜日)13時30分から

イベントの様子
4 復帰記念クイズラリー

日本復帰に関するクイズラリーを実施しました。
【開催日】11月4日(土曜日)12時から17時
【場所】なぜまち商店街周辺、申込不要

対象:小学生以上(未就学児も保護者と参加OK)

イベントの様子

5 昔の食と遊びを体験しよう

【開催日】11月26日(日曜日)9時半から15時

【場所】住用公民館

イベントポスター(PDF:201KB)

実施要領(PDF:656KB)

対象:小学3年生から高校生、要申込

昔ながらの料理を実際に調理し試食しました。

昔の遊び道具を創作しました。

6 70チャレンジ

70チャレンジ「70」という数字にちなんだチャレンジを募集しました。(チャレンジ終了後にチャレンジ内容がわかる写真や動画を提出)
○どなたでも応募可。
※募集は終了しました。

奄美市内外より45件の申請、26件の実績報告がありました。
詳細はリンク先へ

7

私のシマ。未来を描くコンテスト 10年後の奄美をイメージした「絵画」「エッセイ」を募集。作品はアマホームPLAZAで展示し、優秀作品は表彰を行いました。詳細はリンク先へ
※募集は終了しました。(9月1日~11月17日)

12月にアマホームPLAZAで展示を行いました。

8 未来へ繋ぐ記念植樹

70周年の節目に、植樹を行う参加団体を募集しました(※募集は終了しました)。

詳細はリンク先へ
対象:各集落、町内会、子ども会など(3団体限定)

申込用紙(PDF)
申込用紙(ワード)

9月14日~10月20日

イベントの様子

9 オリジナル絵本作成

奄美市立名瀬小学校の児童によるイラストで、日本復帰関連の絵本を作成しました。

絵本「ばあちゃんちのパスポート」(PDF)

絵本表紙(PDF)
10 日本復帰ゆかりの地巡りマップ 復帰ゆかりの地をインターネット上で巡り、復帰の歴史の理解を楽しみながら深めることを目的に、「日本復帰ゆかりの地巡りマップ(外部リンク)」を作成しました。 日本復帰ゆかりの地巡りマップ(外部リンク)
11 奄美群島日本復帰70周年記念写真展 奄美群島日本復帰70周年を記念し、復帰当時の奄美に写真を通して触れることを目的として、住用、名瀬、笠利で写真展を開催しました。

【住用】マングローブパーク
令和5年12月8日~12月15日

【名瀬】アマホームPLAZA2階
令和5年12月19日~12月25日
【笠利】奄美空港内
令和5年12月27日~令和6年1月9日

令和5年は奄美群島日本復帰70周年

令和5年(2023年)は、奄美群島が日本に復帰して70年の節目の年です。
あの時代に何があり、これからの未来を生きる子どもたちに何を伝えていくべきなのか、一人ひとりが考える機会になれば幸いです。先人たちの想いや、復帰運動の意義を後世に語り継いでいきましょう。

奄美群島の日本復帰運動について(概要)

昭和16年に開戦した第二次世界大戦では、奄美群島の各地からも多くの方々が招集され、戦死を遂げています。
昭和20年には奄美大島でも名瀬の街が大空襲を受け、市街地の90%余が消失する事態となりました(昭和20年4月20日)。また、昭和20年8月6日、広島に原子爆弾が投下された同じ日、赤木名が爆撃(空襲)を受け、防空壕に避難した住民の40名が犠牲となっています。

昭和20年(1945年)8月15日に戦争は終結しましたが、昭和21年2月2日、米軍政府により西諸島全域に対する軍政布告が公布されたことで、北緯30度以南の南西諸島は日本から行政分離され、奄美群島は米軍の統治下におかれました。

これにより、日本の本土と奄美は自由な渡航が不可能となり、米軍からの配給物資や予算配当も不十分だったため、さまざまな物資が不足し、奄美の人々は困窮していました。そのため、北緯30度線に近い口之島や中之島を拠点とした密貿易が行われたり、島づたいに「密航」という手段を使う人々もいました。

昭和26(1951年)年1月、ダレス国務長官を団長とする対日講和使節団が来日し、日本政府との間で講和条約の交渉が始まります。

007このころから日本復帰運動が全郡的な広がりをみせはじめ、奄美大島日本復帰協議会が発足し、郡島民(14歳以上)の99.8%が署名したという署名活動や、合計で27回開催された集会活動、本土在住の奄美出身者たちによる陳情活動などが行われました。

昭和27年4月28日対日講和条約(サンフランシスコ講和条約)が発効され、日本国の主権が回復しましたが、北緯29度以南の南西諸島は米軍政府の施政権下におかれました(痛恨の日)。同年8月1日、泉芳朗は高千穂神社で日本復帰を祈願した断食を5日間実施。この断食
による復帰運動は、郡島民にも広がりをみせます。

昭和27年10月23日、重成鹿児島県知事が復帰関連の調査で来島し、到着の名瀬港をはじめ、奄美地方庁までの沿道は、「歓迎・重成知事」や「即時鹿児島県大島郡復活」等のプラカードを掲げた大勢の群衆で埋まりました。この歓迎の様子からも、島民がどれほど日本への復帰を望んでいたかが垣間見れます。

023昭和28年8月8日、米国ダレス国務長官が「奄美群島を日本に返還する」旨の声明を発表、午後8時頃奄美の新聞社がその情報を入手、号外ニュースとして各地に知れ渡ります。翌日の新聞は大きな見出しでこの「ダレス声明」を報道しました。8月9日の夜には、「ダレス声明感謝郡民大会」が名瀬小学校の校庭で開催され、1万5千人もの市民が提灯や感謝のプラカードや、のぼり旗等を持って詰めかけたとのことです。

そして、昭和28年(1953年)12月24日の夕方、日米間で奄美群島返還協定に調印が行われ、翌日の12月25日午前0時、ついに奄美群島は悲願の日本復帰を果たしました。

郡島民をはじめ、全国各地の奄美出身者達が一丸となった組織的な署名活動や、断食活動など、「非暴力」「無血」で達成した奄美群島の復帰運動は、世界的にも類例を見ない活動として高く評価されています。

今年は奄美群島日本復帰70周年。
この機会に奄美の歴史や当時の復帰運動について改めて見つめなおし、先人達の想いや一致団結する大切さ、そして平和の尊さを後世に語り継いでいきましょう。

奄美群島日本復帰のあゆみ(画像入りで復帰の概要を解説したパンフレットです)(PDF:8,911KB)

日本復帰関連ページ

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894-8555 奄美市名瀬幸町25-8

電話番号:0997-52-1111

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