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更新日:2024年10月24日
令和6年4月1日以降、新型コロナワクチン接種は予防接種法上季節性インフルエンザと同様のB類疾病の定期接種として位置付けられ、以下のとおり制度が変更されました。
定期接種以外で接種をご希望の方は任意接種となります。費用は全額自己負担となります。
令和6年4月1日以降 | 令和6年3月31日以前 | |
接種の区分 | B類疾病の定期接種 | 特例臨時接種 |
対象者 |
|
生後6か月以上の方 |
接種 回数と期間 |
定期接種:年に1回 (令和6年度) 令和6年10月1日~令和7年1月31日 |
期間中に1回 |
費用 |
【有料】自己負担:3,000円 生活保護や中国残留邦人の方は、受給証明書を添付すると無料で接種することができます。 |
【無料】自己負担なし |
接種医療機関 | 接種対応医療機関(PDF:55KB) | |
対応するワクチンの株 | オミクロン株・JN1系統 | オミクロン株xbb対応1価ワクチン |
予防接種済証明書 |
接種後に医療機関にて発行 |
・接種を受けた方からの求めに応じて交付。 ・接種証明アプリ及びコンビニ交付 |
健康被害救済制度 | 予防接種健康被害救済制度のB類疾病の定期接種として市町村に請求 |
予防接種健康被害救済制度のA類疾病の定期接種、臨時接種として市町村に請求 |
(注)心臓、腎臓又は呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方及びヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能に障害があり、身体障害者手帳1級に該当する方。
接種は強制ではありません。個人の重症化予防を目的として、ご本人の意思に基づき実施されます。
集団接種は予定しておりません。接種を希望される場合は接種可能な医療機関をご確認いただき、各医療機関へ予約してください。
新型コロナワクチンと他のワクチンとの同時接種は、医師が特に必要と認めた場合に可能です。また、他のワクチンとの接種間隔に制限はありません。
以下のワクチンが承認され,流通しております。使われているワクチンについては各医療機関にお問い合わせください。
mRNAワクチンは、ウイルスのタンパク質を作るもとになる遺伝子情報の一部を注射します。人の身体の中で、この情報をもとに、ウイルスのタンパク質の一部が作られ、それに対する抗体などができることで、ウイルスに対する免疫ができます。
レプリコンワクチンはmRNAワクチンの一つですが、接種されたmRNAが細胞内で一時的に複製されるように設計されていることから、既存のmRNAワクチンに比べてウイルスのタンパク質が作られる時間が長いという特徴があります。このため、既存のmRNAワクチンよりも強く免疫が誘導され、抗体の持続時間が長いことが確認されています。
レプリコンワクチン接種後の細胞内におけるmRNAの増幅は一時的なものであり、無限にウイルスのタンパク質が作られることはありません。
また、現在、色々な国で、新型コロナワクチンのレプリコンワクチンを含め、様々な疾患を対象としたレプリコンワクチンの開発が進められていますが、これまでに、レプリコンワクチンを受けた方から他の方にワクチンの成分が伝播するという科学的知見はありません。
また、2024年10月17日、日本感染症学会・日本呼吸器学会・日本ワクチン学会は「2024年度の新型コロナワクチン定期接種に関する見解」の中で、レプリコンワクチンについて「⾃⼰増幅されるのはスパイクタンパク質のmRNAだけであり、感染⼒のあるウイルスや複製可能なベクターはコスタイベに含まれていません。また、被接種者が周囲の⼈に感染させるリスク(シェディング)はありません。」と示しております。
(参考)
一般社団法人日本感染症学会・一般社団法人日本呼吸器学会・日本ワクチン学会
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